心理臨床のトレーニングは、知的学習、スーパーヴィジョン(以下、SV)、個人分析の3つの要素で構成されています。信州まつもと心理オフィスでは、2025年度の研修プログラムとして、文献講読・講義による知的学習、事例検討会によるSV体験、そして臨床家の研究活動相互支援の機会をご提供いたします。これらのプログラムを通じて、実践と理論の両面から心理臨床の学びを深めることができます。
2025年度研修プログラムのご案内信州まつもと心理オフィス.pdf
概要
プログラム一覧(詳細は下記参照)
- まつもと臨床講読会(月1回)*前年度名称「心理臨床のための文献講読会」
- Academic Writing Shinshu(8週間間隔)
- 心理臨床セミナー in 信州(年1回)
- まつもとロールシャッハ研究会(隔月開催)
プログラムの特徴
- 精神分析的アプローチによる深い学び
- 少人数制による安全な学習環境の確保
- 参加者の自主性を重んじた能動的な学び
対象者
- 原則として心理専門職(臨床心理士・公認心理師)を対象としています。
- ただし、まつもと臨床講読会は医師、保健師、精神保健福祉士など心理職以外の対人支援職の方もご参加も歓迎いたします。
お申し込み方法
ご参加にあたって
- オンライン参加には安定した通信環境が必要です
- 特に事例検討では守秘義務の観点から、周囲に会話内容が聞こえないよう、個室での参加やヘッドセットの使用をお願いいたします
- 各プログラムは参加者の都合を考慮して時間調整を行う場合があります
- 最少催行人数に満たない場合、開催を見送ります
- プログラムは個別に参加可能です。ご興味のあるプログラムのみの参加も歓迎いたします
- 扱う文献は各自ご用意ください。入手が難しい場合はご相談ください。
各プログラムの詳細
① まつもと臨床講読会
- 毎月第2火曜19:00-20:40|2025年4/8~2026年3/10(全12回)
- 内容:精神分析的アセスメントの学習と実践活用
- オンライン|年間12,000円(継続11,000円)|定員10名(最少催行人数6名)
- 参加条件:9回以上の参加が可能な方(医師、保健師、精神保健福祉士など心理職以外の方も歓迎)
- 文献:吾妻壮著(2018)『精神分析的アプローチの理解と実践』岩崎学術出版社、Nancy McWilliams著(2006)『ケースの見方・考え方-精神分析的ケースフォーミュレーション-』創元社
② Academic Writing Shinshu
- 8週間隔土曜21:15-23:15|2025年4/19・6/14・8/9・10/11・12/6、2026年2/7
- 内容:心理臨床家の研究活動を支え合うピアグループ(研究計画、データ分析、論文執筆)
- オンライン|無料|定員4名(募集1名)
- 参加条件:心理学に関連する学会での発表や学会誌への論文投稿を目指している方
- 備考:精神分析に関連しない研究でも参加可能ですが、参加者の多くは精神分析を志向しています。
③ 心理臨床セミナー in 信州
- 2026年2月予定
- 内容:国内外の精神分析家・精神分析的心理療法家による講義と事例検討会|詳細は8月頃案内
④ まつもとロールシャッハ研究会
- 隔月開催(第3土/日曜、3.5時間)|2025年5月・7月・9月・11月、2026年1月・3月
- 内容:ロールシャッハ法の事例検討と文献講読による実践的学習
- 時間帯:土曜13:00-16:30/日曜9:00-12:30・13:00-16:30(希望調査後、最少催行人数に基づき決定)
- オンライン|年間3,000円|定員12名(最少催行人数6名)
- 参加条件:5回以上の参加が可能な方、臨床でロールシャッハ法を活用する機会のある方、事例を提供できる方
- 文献:馬場禮子(1995)『ロールシャッハ法と精神分析-継起分析入門-』岩崎学術出版社(事例4,5のみ)、馬場禮子編著(2025)『詩人たちのロールシャッハ』創元社
主催・お問い合わせ先
信州まつもと心理オフィス
住所:長野県松本市大手4-7-13リビングアップビル2階
WEBサイト:https://shinshu-shinri.jp/
電話番号(オフィスの電話番号):090-1865-0008
E-mail : shin9@shinshu-shinri.jp
2025年2月24日
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